【歯列矯正】こんな歯並びありませんか！？
「矯正治療は子どもが行うもの」というイメージがあるかもしれません。しかし近年では、大人になってから矯正治療を始める方が増えています。歯並びが気になった方、仕事や日常のコミュニケーションで口元を整えたい方、健康面を考えて治療を決意した方など理由はさまざまです。
今回は、大人の矯正について知っていただくために、よく見られる歯並びの特徴と治療のメリットについて紹介します。
歯並びの症状
歯がガタガタしている（叢生）
歯が重なって生えていて、デコボコになっている状態です。歯ブラシが届きにくく、むし歯や歯周病のリスクが高くなります。「八重歯」といわれる状態もこれに含まれます。
前歯が出ている（出っ歯）
上の前歯が前方に傾き、横から見ると唇が前に出た印象になります。口が閉じにくく、乾燥による口腔内トラブルを引き起こすこともあります。
受け口（下顎前突、反対咬合）
下の歯が上の歯より前に出ている状態です。見た目の問題だけでなく、咬み合わせによる顎の関節負担や発音のしづらさにつながることもあります。
すきっ歯（空隙歯列）
歯と歯の間にすき間がある状態で、息漏れによる発音のしにくさや、見た目のコンプレックスとなりやすい歯並びです。
かみ合わせが深い（過蓋咬合）
通常のかみ合わせよりも前歯が深く噛みこんでいる状態です。
大人が矯正するメリット
大人の矯正には見た目の改善だけではない、健康面での大きなメリットがあります。
歯の寿命を延ばせる
歯並びが整うと、歯ブラシが届きやすくなり、むし歯や歯周病のリスクが減少します。将来、歯を失う可能性を下げることにつながります。
正しい噛み合わせになる
上下の歯が正しく噛み合うことで、食事がしっかり噛め、顎や筋肉への負担も軽減されます。
表情が明るくなる
歯並びは口元の印象を大きく左右します。矯正後は笑顔が自然に見え、自信を持って人前に立つ方が多くいらっしゃいます。
目立たない治療方法もあります
「矯正は目立つから…」と悩む方も多いですが、現在はさまざまな装置があります。
・透明のマウスピース型
・歯の裏側に装着する裏側矯正
・歯と同じ色に近い装置
治療中でも、周囲に気づかれずに続けられる選択肢があります。
まとめ
「こんな歯並びかも…」と思ったら、ぜひ一度ご相談ください。
矯正治療は見た目を整えるだけでなく、将来のお口の健康を守るための治療でもあります。
これからの生活がより快適になるよう、あなたに合った矯正方法をご提案いたします。